まぐろの鮮度は「獲れた産地や海域」「水揚げされてからの期間」「天然か養殖か」がチェックポイントとなります。
天然の良品なら7日間、ミナミ鮪の天然生なら7~10日間、養殖でも産地によりますが、良品なら3~4日間、良い状態を保ちます。
生まぐろの場合、当店ではいつ水揚げされたかという鮮度を重要視して、お客様に安心してお使いいただけるよう「これぐらいの日数は日持ちしますよ」とアドバイスさせていただいています。
冷凍マグロの場合はある程度判断できますが、実際解凍してみないとわからない場合も多々ありますので、当店では解凍して何日目で変色するか実証しています。また、お届けするまでの保冷温度や保冷方法も大事です。
当店では生マグロなら氷や保冷剤、冷凍ならドライアイスを同梱した万全な状態で、ヤマト運輸のクール便で全国に発送しています。
冷凍マグロは通常マイナス60度で保管されています。
生マグロは0℃が最適とされています。
超低温冷凍庫があれば問題ありませんが、通常の家庭用冷凍庫や業務用冷凍庫では表面が冷凍状態であっても表面が乾燥したり、内面から冷凍が緩み、中が変色する場合もあります。
また冷凍庫に食品を詰め込んでいると冷気が行き渡らなかったり、頻繁に扉の開閉が多い場合も、生マグロ、冷凍マグロに限らず、マグロが緩んで変色してしまいます。
当店では、お客様のお店の設備や保管状態についても一件一件確認させていただき、よりよい保管方法のアドバイスや仕入れ量などのご相談や調整を承っています。
お客様のお料理の内容や1日に使う分量から判断して、生まぐろか冷凍まぐろか、また価格や料理に合う部位などアドバイスさせていただきます。
「魚丸」は大阪・黒門市場で85年続くまぐろ屋です。
食いだおれの町を唸らせ続けてきた“まぐろ一筋”の大将が一本一本目利きした、色あでやかでとろける味わいの絶品まぐろをあなたのお店にお届けします。
生マグロは春夏秋冬で身質や脂質が違います。
そして日本は70~80か国から輸入しており、
天然もあれば養殖もある。
生もあれば冷凍もある。
漁法により身質にも違いがでる。
そんな奥深い千差万別のマグロから、好みに合うマグロを見つけませんか。
株式会社魚丸商店 代表取締役
丸山 和久