マグロ最前線 うおまるコラム/トロをネーミングにした商品が急増

日本人にとって、"トロ" = 脂が乗って美味しい。そのようなトロをネーミングにした商品が昨今スーパーの店頭に並び人気を博しています。"トロ"といえばマグロが本家本元。しかし最近マグロ以外にもトロを名乗る魚や肉が急増しております。

なじみのあるトロサーモンはもちろんトロカツオ、トロアジ、トロしめサバ、トロニシンなど、また肉ではトントロ(豚のトロ)、牛トロステーキ、牛トロ燻製、トロ馬刺しなど今や数十種類になります。価格は国産の近海物より脂があり安価で値頃感があります。

多分商品化した業者は、"トロ"といえば高級で脂が乗っているとだれもがイメージできますし、その商品名にトロをプラスして認知度の向上を消費者に向けて狙ったのでしょう。脂っこい味への嗜好が高まった現在、日本人にとっては打って付けの商品名です。

マグロも脂が乗っている蓄養マグロや養殖マグロが人気があり、価格も国産の近海物より安価です。そんな一端が同様にうかがえます。

但しマグロの"トロ"もラードみたいな脂だらけの"トロ"もあるのも事実です。皆さん食べて幻滅したいためにも、マグロを見極める目、舌をもつことも忘れずに!

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2002.6.1

 

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