部位の紹介(本まぐろの場合)
マグロを食べた時、スジが噛んだり、口に筋が残った経験がだれにでもあると思います。
魚体が大きいので、他の魚に比べて身を支える筋が太く、 頭の方から順に上(カミ)、中(ナカ)、下(シモ)と呼び、1本のマグロは腹側2丁、背側2丁取れます。
腹の場合、カミに寄るほど脂が強く、蛇腹のスジが太くなり、シモにいくほど脂が弱く、 価格はカミに寄るほど高価で逆にシモに寄るほどほど安価です。
背の場合はカミがスジが太く、シモはスジが細く、真中が一番スジがかからず高値、 脂のノリ具合は、カミ、ナカ、シモでもそんなに変わりはありません。
◇ 各部位の写真をクリックすると拡大表示されます。
『まぐろ最前線 近海生本まぐろの魅力』 では、この他にもまぐろの各部位について、写真付きでご紹介しております。
上 | 中 | 下 | ||
---|---|---|---|---|
腹 | スジの強弱 | 蛇腹のスジが太い | 蛇腹のスジが太い | 強・細 |
脂の度合い | 強 | 中 | 弱 | |
価格 | 高 | 中 | 安 | |
背 | スジの強弱 | 強・太 | かからない | 強・細 |
脂の度合い | 差なし | 差なし | 差なし | |
価格 | 中 | 高 | 安 |