マグロ最前線 うおまるコラム/まぐろの最高峰は!!!

日本人はブランド好きといわれますし、ブランド化が隆盛です。

日本のブランド戦略といえば、たとえばキャノン、ソニー、トヨタなどの「企業名」、デジカメ、液晶テレビの「商品名」だが、最近は料理人、モデルなどの「個人名」、農、水産物の「産地名」まで拡がっている。

水産分野でいえば、地域の名前を冠し、品質や安全を看板にしたブランド食品(地域団体商標)である関サバ、関アジ、しかり大間マグロもTVで放映されることにより、まさしく知名度を着実に上げたマグロといえそうです。

養殖マグロが行き渡り、希少価値の高い天然近海本マグロがヒットするのが現在の消費。

しかしメディアの宣伝効果と口コミにより大間マグロが今以上の高騰、その結果なかなか口に入らない状況も考えられる。

相対的に見れば最高峰のマグロではあるが、すべてがすべて極上品とは言い難いところもあるのも事実です。なぜならマグロは1本ずつの漁法、魚体の大きさ、身質、脂質が違うし、中には身のやけたモノもあるわけです。

また近年は、身質においては戸井マグロ(北海道)の方が相対的に評価が高いし、同じ津軽海峡の三厩(青森)、竜飛崎(青森)も大間に引けを取らないモノもあります。

要は人気商品だからといってむやみやたらに販売するのではなく、確かな情報(いつ獲れたのか、漁法、海域)と商品の品質を見極めて販売することが大事ではないでしょうか?

そのことが更なるブランドの強固たる地位を作りあげるわけです。

お問い合わせメール魚丸商店

 

『うおまるコラム』インデックスへ

Copyright (C) 2001-2010 UOMAEU SHOUTEN Co.,Ltd. All Rights Reserved.