近代生まれの完全養殖クロマグロ

初期の全般の養殖マグロはどこの産地も脂だけで後味はわるかった。
日進月歩でマグロも改善され、今は美味しく市場の主流となっています。 完全養殖 近代生まれマグロ

現在では養殖マグロっていっても千差万別で、産地で挙げれば結構あります。

南方から言えば、沖縄(本部)、鹿児島(奄美・甑島)・熊本(天草)・大分(上浦)長崎(五島・対馬)、山口(油谷)、伊根(京都)、高知(柏島)、愛媛(宇和島)、和歌山(串本)、三重(熊野)など

天然資源の少ない中、養殖マグロもわれわれにとってもなくてはならない存在で、皆さんも知らず知らずのうちに一度は食べているはず。

このマグロは高騰してきたトロの価格を是正する点や、身近に脂のあるトロを食べれるようになった点では評価はできます。

しかし問題点も多々あります。
なぜなら日本での消費が伸びて、生産を増やそうとすれば、元となる「やせマグロ」をたくさん獲らなければならない。工業製品のような供給システムは、整ってきたがその材料(マグロ)は有限な海洋システムであるという構図はなんら変わりはないということです。

そんな中、※近大生まれの完全養殖クロマグロは天然資源に依存しない、資源確保のために今後必要不可欠な、そしてSDGs14番(海の豊かさを守ろう)に貢献する持続可能なマグロと言えるでしょう。

※近大生まれマグロとは、近大マグロと同じ親から生まれたサラブレットマグロ。
採卵、孵化からヨコワ(幼少期のマグロ)まで近畿大学又はツナドリーム五島/沖縄(豊田通商100%の養殖会社)が育成し、その後育成力に長けた各地の養殖会社によって成魚(大人のマグロ)まで育てられたマグロ。つまり近大マグロのDNA×地場養殖会社の育成力をかけわせたエリートマグロです。

エサ、いけすの状況、年数、取り上げられ方、特にマグロは敏感な魚なので、
ストレスがかからないことが一番重要です。つまりどれだけ大事に育てられたかというのがポイントです。

魚の顔を見ながら育成され、愛情たっぷり。
魚体も流線形の丸々とした、皮肌もほどんどキズがなく、きれいなマグロ。
さばくと身質もよく、色鮮やかで、まろやかな味わい。

もっと言うと、この近大生まれマグロは、愛媛県宇和島嘉島の潮流が速く、低水温帯で通常の養殖期間より1年長くじっくりと育成されたマグロで、今までの養殖マグロになかった身の張りと格別の味を実現。

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